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私の好きな北海道(仮)5「札幌」 [北海道の話題]

最近仕事が忙しくてなかなか更新できませんでした。
多少落ちついてきましたが、それと逆に野球が熱くなって来たので
野球優先の更新になるかもしれませんが、暇を見ては
ぼちぼち旅の話題も復活させていきたいと思います。

さて前回で石北本線を紹介したのでしたね。そのまま特急オホーツクに
乗ったことにして、今回は終点の札幌について書きましょう。
札幌について語るのは今更どうかという気もしますが。
知らない人はいない北海道一の大都市です。
確かにビルが多く建っていて北海道らしくない部分も多々ありますが
随所に北海道らしさが見られるのがいいんですね。
また、
札幌の街は駅周辺ならば区画整理がきっちりされていますので
住所だけでおおよその場所がわかります。方向音痴の人にも安心。

個人的に札幌で一番好きなのは赤レンガ「旧北海道庁本庁舎」ですかね。
知名度では時計台なんでしょうけど、実際行ってみると思ったより小さい。
北海道の雄大なイメージとはやや離れているんですね。
ここが時計台ですと言われなかったら通りすぎてしまう観光客も結構いるのでは。
街中にぽつんとある佇まいは風情を感じさせるけど。
赤レンガは正門から入った時に見える雄大な佇まいがなんともいえないです。
北海道開拓の歴史を感じさせる素晴らしい建物だと思います。
他にもありそうなんだけど他にない独特の雰囲気がいいですね。

他にも大通公園のライラックやとうきびの販売、市街を見下ろす羊ヶ丘展望台、
街中にありながら自然を体感できる北海道大学、北大植物園など
魅力はたくさんありますね。個人的にもう一つ魅力だと思うのは夜景です。
定番といえるテレビ塔からの夜景、新名所となったJRタワーからの夜景、
郊外の高所藻岩山からの夜景、それぞれ素晴らしいです。
有名な函館の夜景がどちらかというと控えめな光なのに対し、
札幌の夜景は繁華街が多いこともありギラギラ華やかですが
区画整理されているので整然としているのがきれいですね。

後札幌といえば食べ物がおいしいですね。前述したとうきびをはじめ、
ご当地ラーメンの元祖である札幌ラーメン、新しい名物スープカレー、
羊肉がなんともいえないジンギスカン、そして新鮮な乳製品にビールと
至れり尽せりです。当然のことながらうにやいくらをはじめとした
海産物も名店が多いですね。

こうしてみると札幌はいいところばかりだなぁ。一度住んでみたいですね。
もっとも冬の大変さを経験してないから言えるのでしょうが。
ということで今回はこの辺で。


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私の好きな北海道(仮)4「石北本線」 [北海道の話題]

ややネタに困ってきたところで鉄道ネタに戻ってしまいましたが。
今回のお題は石北本線です。
石北本線は旭川(厳密には新旭川)~網走を結ぶ路線で、
沿線には層雲峡の玄関口上川、瞰望岩で知られる遠軽、10万都市北見などがあります。
札幌から旭川まで特急オホーツクが走っています。

石北本線の良さは車窓風景です。北海道の風景というと何もない原野や牧草地だとか
真っ青にどこまでも広がる海だとか、馬や牛のいる牧場だとかをイメージする方が
多いと思います。後この時期だと富良野に代表されるお花畑だとか。
しかし石北本線にはそのどれももありません。
では何が良いのか。それは峠道です。途中石北峠と常紋峠の2つの峠を越えますが、
どちらも途中はまったくの無人地帯です。その証拠に石北峠のある上川駅~上白滝駅の
駅間は30km以上!かつては間に4つほど駅があったんですが乗客皆無のため
廃止になったといういわく付きの路線。しかも上川は特急が停まるのですが、
上白滝駅に停まる列車は1日わずか1往復というすさまじさです。
常紋峠のほうはこれほどではないですが駅間距離は15kmあまりとかなりあります。

峠道というと北海道に限らずどこにでもあるんですが、これほどまでに人の気配を
まったく感じない峠道は北海道以外にはないでしょう。その中特急オホーツクでさえも
時速は40kmくらいまで落ちてあえぎながら登っていく様子はすごいものです。
石北峠の頂上にある上越信号場と石北トンネル、常紋峠にある旧常紋信号場と
常紋トンネル、いずれの過去に多くの人の手によってつくられた鉄道であるということを
噛み締めなければいけません。
私は昔遠軽から旭川まで鈍行に乗ったことがありますが、途中の石北峠の区間は
本当に驚きました。本当にこの列車は旭川に向かっているのかと不安になるくらいの
無人地帯です。上川に着いた時はほっとしたのを覚えています。

北海道は自然が素晴らしい一方で、その開拓には多くの人の苦労がありました。
開拓民、囚人などが猛獣や厳しい気象条件と戦いながら切り開いていったわけです。
実際常紋トンネルからは人骨が出てきています。囚人が生きたまま人柱にされたようです。
このように先人達の苦労と犠牲のもとで現代我々がこうして北海道を
堪能できるということに感謝したいものです。

いささか脱線してしまいましたが、沿線には鍾乳洞のある当麻、森林鉄道が動態保存
されている丸瀬布、温根湯温泉の玄関口留辺蘂、空港のある女満別など
魅力のある街がたくさんあります。北海道の自然の素晴らしさ、厳しさを体感できる
石北本線、一度乗車してみてはいかがでしょうか。
車も便利ですけど鉄道なら運転しなくても目的地に着きますしね。
以前駅弁行脚で紹介した大好きな遠軽駅のかにめしも食べられますし。
ということで鉄道マニアよりになってしまいましたがまあいいか。ではまた次回。


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私の好きな北海道(仮)3「網走」 [北海道の話題]

ということで3回目です。今回は少し広く、網走についてです。
ちなみに前回出てきた北浜駅も網走市にありますが。
まあこの3回でほとんど移動していないですね。止別駅から網走駅まででも25kmあまりです。

網走はなんだかんだいって結構訪れています。ただ通過点になるのがほとんどです。
現在は季節運行となってしまいましたが札幌から網走まで夜行の特急オホーツクが
運転されていたこともあり、北海道に行くたびに乗っていたような感じだったので
早朝や夜の網走駅にはよく訪れているんですね。駅前にローソンがあり重宝しています。
だからなかなか駅弁にはめぐり合えなかったんですが。

さてそれはさておき網走は結構大きな街に見えますが実際は人口4万人あまり。
10万都市北見に比べると半分以下の人口しかありません。
それでも道外の人の知名度では網走のほうが上ではないでしょうか。
それだけ観光都市としての性格を持ち合わせているといえます。
後は網走刑務所の知名度も影響していますね。

ということで網走の名所についてさくっと。
網走刑務所は駅の西2kmくらいのところにあります。現在も使用しているので
中には入れませんが門の前で記念撮影をしている人はよくみかけます。
そしてそこから少し南に行くと天都山という山がありますが、その中腹に
博物館網走監獄があります。ここは明治時代から使っていた刑務所の建物が
改築に伴い旧獄舎を観光地として一般公開したものです。
放射状の獄舎をベースに昔の刑務所の様子を人形を交えながら迫真の展示をしており
大変な人気をえています。まあ悪いことをしない限り入れない施設ですから
一度は体験してみると面白いかもしれません。
天都山の上にはオホーツク流氷館があります。流氷で有名な網走、厳冬期には
流氷観光船おーろらが出航するわけですが、ここでは一年中流氷を見ることができます。
更にはクリオネ水槽があったりしますし、展望台からの見晴らしも良く楽しい施設です。
更に先に行くとアイヌの資料をはじめ北方民俗の資料を数多く展示した
道立北方民俗資料館があります。

天都山に立ち寄らず国道を北見方面へ進むと網走湖が見えてきます。
湖畔には温泉も点在しており宿泊施設も充実しています。
冬には湖面が結氷しわかさぎ釣りも楽しめるそうです。
鉄道でも国道でも網走に向かう時に最初に網走に来たと実感できるポイントですね。
更に網走から旧常呂町(現北見市)方面へ進むと能取湖があります。
ここはサンゴ草の名所として知られ、9月になると赤く色づくサンゴ草で
湖面が真っ赤に染まります。これは一見の価値があります。

とまあ観光名所はこんなところですが、網走の魅力は女満別空港とともに
この地域の拠点(知床や流氷観光などの)でありながら
街自体にも自然の面、文化の面双方において秀逸な観光地を持っていることでしょう。
市の中心部では新鮮な海の幸を食べられる店も多いことですし
ともすると通過点になりがちなところなんですがその魅力は非常に多彩、
ぜひとも滞在してじっくりと楽しみたいところです。
刑務所や流氷のイメージから冷たそうなイメージを持ちがちですが、
じっくり見てみると暖かい街なのではないかと思います。

うーん、やはり少しずつネタに詰まってきた感もありありですがまあいいか。
ということでまた次回です。


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私の好きな北海道(仮)2「北浜駅」 [北海道の話題]

のっけからマニアックなところへ行ってしまったわけですが、次は少し知名度上がります。
といってもまだマニアックか。今回は観光バスも停まる北浜駅です。
前回登場の止別駅から網走方へ3つ。ということでせっかくですし釧網本線に乗った気分で。

止別を出発した列車は左手に牧草地、右手に林や砂丘を臨みながら進みます。
海まではそう遠くないのですがこの時点では見えません。
そして最初の停車駅は浜小清水。ここもかつては古い木造駅舎がありましたが、
近年道の駅併設のきれいな駅舎に変わりました。
駅のすぐ近くには三角錐の格好をした無人のフレトイ展望台があります。
また砂丘が途切れているところがあり、そこを進むとオホーツク海が目の前です。
浜小清水を出ると列車は同じような風景を進みます。
左手には白鳥が飛来することで有名な涛沸湖が見えてきます。
そして間もなく丘の中に初夏から夏にかけて色とりどりの花が見えてきます。
この辺り一帯は小清水原生花園です。シーズン中には原生花園駅が開設されます。
更に進み海沿いの丘が徐々に低くなりオホーツク海が臨めるようになると間もなく北浜です。

ということで前振りが長かったですが、北浜駅到着です。
この駅も止別同様昔ながらの木造駅舎が残っています。
この北浜はオホーツク海に一番近い駅として知られています。
単に海に近い駅ならここより近いところは日本全国にありますが、
駅からのんびりと流氷を眺めることができるのはここくらいでしょう。
もっとも自分は流氷の時期に言ったことは無いんですけどね。
また近年はホーム脇に展望台ができ、晴れた日には知床連山を臨むことが出来ます。

これだけでもすばらしいんですが、この駅のすばらしさはこれだけではありません。
駅舎の中にも魅力が詰まっています。
まず駅待合室には旅人が残していった名刺、定期券、その他が壁一面に貼られています。
一部は天井にも貼ってあったりしてどうやって貼ってあるのかと思ったりもします。
見た限り20年以上前のものも貼られているので興味深いですね。
自分も初めて訪れた2001年は貼るものがなかったんですが、2度目の2003年に
名刺を貼り、2005年に再訪した時に貼ってあった名刺を確認することができました。

そして止別同様、この駅にも食事処が入っています。その名も停車場。
列車の座席を思わせるイス席もあったりして、車窓からオホーツク海を
臨む気分が味わえます。カレーライス、ラーメンなどのメニューも評判で
予約すればフランス料理も食べられるそうです。
自分は1度訪れてコーヒーを飲んだだけですがその雰囲気には大変ひかれました。
また訪れてみたいところです。

流氷スポットは色々あると思いますが、観光バスも立ち寄るくらいですから
有名観光地に肩を並べているといっても過言ではない北浜駅。
それでいて非常に旅情あふれるすばらしい駅です。
止別に比べると国道沿いにあり行きやすいですし、駅周辺の集落も
止別より栄えている感じ(駅左手にセイコーマートもある)ですが、
のんびり駅にたたずんでオホーツク海を眺めていると心癒される感じです。
今度行く時はぜひ流氷の季節に行きたいと思います。
ということで今回はこの辺で。


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私の好きな北海道(仮)1「止別駅」 [北海道の話題]

ということで前回の予告通り始まってしまった新シリーズ。
ネタの質量ともに怪しいところですが気ままにいきたいと思います。
記念すべき第1回目は止別駅です。

そんな駅知らないという方がほとんどでしょう。確かにあまり知られていないですね。
なのでちと薀蓄を。止別駅(やむべつ)はJR釧網本線にある小さな駅です。
釧網本線はその名の通り釧路と網走を結ぶローカル線で、その車窓風景は
北海道一とも言われる観光路線です。
釧路方では釧路湿原の中を通り、網走方ではオホーツク海を臨めます。
摩周湖、屈斜路湖、川湯温泉、知床なども近くにあり、シーズン中にはトロッコ列車が
走ったり、以前はSLが走ったりと観光客を楽しませる要素が存分に詰まっています。
また沿線の駅には駅舎に食事処が入居しているところが多いのも特徴の一つです。

そこで止別駅です。この駅はオホーツク海側、網走から数えて7つめの駅です。
釧路方の隣駅は知床への玄関口となる知床斜里駅。
駅舎は小さな木造の無人駅、駅前は小集落といった感じでわずかに人の気配があるだけ。
国道までも数百メートル離れています。ということで何の変哲もない小駅なんですが、
最大の特徴は駅舎にラーメン屋さんが入っていること。
その名も「ラーメンきっさ えきばしゃ」と言います。
旅情を誘う木造駅舎と中で営業しているラーメン屋さんの温かさが止別の魅力です。

というところで自分の訪問歴をもとに見ていきます。
最初に訪問したのは2001年6月、この日は同じような釧網本線の小駅を巡った後に
最後にここで食事をして網走から夜行列車に乗るというスケジュールでした。
えきばしゃは知る人ぞ知るで結構評判がよかったので楽しみにしていたんですが・・・
降りてみるとなんと臨時休業へこみ。
駅前に食料を調達できるところは何もなく、しかし次の列車が来るのは1時間半後。
時間はあるので駅前の道をまっすぐ進んでみることにしました。
そして国道まで行くとセブンイレブン発見!救われた思いでした。
駅に戻ると野良猫?がいたので戯れたりして時間を過ごしたのでした。
と同時にリベンジを誓ったのでした。

2度目に訪れたのは3年後の夏。この時は夕方の訪問、そして店は営業中。
リベンジ成功です頼んだのは一番人気のツーラーメン。
その名の通り具がたっぷりの白髪ネギと細切りチャーシューの2種類のみという
シンプルなラーメンですが、塩味のスープも加減良く、
ネギの食感も絶品で大変おいしくいただけました。満足満足。


そして3度目の訪問は昨年の9月。この時はたっぷり時間があったので
国道まで行って見ました。そしたらセブンイレブンつぶれてました。
時の移ろいを実感してしまいました。
この時は旅の締めくくりということで駅長ラーメンとビールを注文。
駅長ラーメンは1450円と値がはりますが、味噌味のスープにカニ、ホタテ、エビなどが
入ったボリューム満点の海鮮ラーメンです。おいしい海の幸をいただきながら
旅の最後の夜を楽しんだのでした。

ということでまとめとして止別駅の魅力について。

1、ラーメンきっさえきばしゃの存在。小集落の中で素朴ながらもがんばっているラーメン屋さん。
味もなかなかでまた来訪したくなります。地元の方の来店も多く、なかなか繁盛しているよう
なのでこれからも頑張って欲しいものです。

2、木造駅舎の旅情。昔ながらの木造駅舎はレトロ感満点で旅情を誘います。
その他にも駅名にまつわる看板なんかも大変味がありますね。
駅周辺の雰囲気ものどかでいい感じなのです。

うーん、言葉で表すのは難しいんですが、こんなところですかね。百聞は一見にしかずと
言いますし、知床・網走方面へ行かれる方は一度寄ってラーメンを食べてみたら
魅力を分かって頂けるのでないかと思います。鉄道で行くよりは車を利用したほうが
現実的ですが。自分もまた行きたいと思います。次回はもやし激辛ラーメンで。

ということで今回はこんなところで。次はどうしますか。じっくり考えます。


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新シリーズ「私の好きな北海道(仮)」序 [北海道の話題]

今日は本当に蒸し暑い日でした。おまけに夕方に外出する羽目になり
うだるような暑さとにわか雨の中汗だくになりました。
暑さと湿気に弱い自分にとっては梅雨は最悪の季節です。

先月行ったばかりなのにまた北海道行きたいですね。真夏は結構暑くなるとはいえ
梅雨がないのでじめじめした暑さがあまりないのはいいですな。
ということで最近北海道旅行記などが好評だった?こともあり、
北海道ネタで新シリーズを立ち上げてみたいと思います。
その前に自分の北海道訪問歴でも紹介して序ということで。

最初に北海道へ行ったのは1999年の7月下旬でした。
当時は学生だったので金はないが時間はたっぷりあるということで
行き帰りはほぼ青春18きっぷに頼り、10日あまりの滞在で半分以上が車中泊という
貧乏旅行でしたが、宗谷岬、納沙布岬、摩周湖などなど一級観光地を巡り、
雨と猛暑に泣かされながらも多くの鉄道に乗ったのでした。
本州にはない大自然に自然と心引かれたのでした。

以降2001年6月、2004年4月、7月、2005年9月、そして先月と
合計6度訪れています。滞在期間はまちまちですが延べで30日あまり。
それでもまだまだ行きたいところはたくさんあります。本当に広大です。
自分の場合移動手段が鉄道、バスに限られてしまうので(免許はあるがペーパー)
時間的制約が大きいのですが、毎回充実した旅をしています。
このシリーズでは自分が経験した北海道から好きな場所、もの、その他を
取り上げて語ってみようとことで言ってみます。
取り上げる対象は有名どころから知る人ぞ知るまで色々あると思いますが
自分なりに北海道の魅力を伝えられればと思います。

ということでさわりはこんなところで。マイペースでいきたいと思います。


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